ネスレ日本は、1商品あたり10円の義援金を商品価格に含んだ「ネスレ キットカット ずんだ風味」(136円)を5月23日に発売する。義援金は日本赤十字社へ寄付される。「ずんだ」とは、枝豆をすりつぶした東北地方の郷土料理。
「キットカット」は「キット、願いかなう。」というブランドコンセプトのもと、財政破綻した夕張市応援商品「キットカット夕張メロン」など、寄付金を含む商品をこれまでにも発売してきた。ネスレ日本は、1995年の阪神・淡路大震災で神戸市内の本社ビルが倒壊する被害を受けており、今回の東日本大震災の直後から物資や義援金などを提供しているほか、中途採用・新卒採用に「東北募集枠」の設定も行っている。ネスレ日本は、「消費者のみなさまに東北名物「ずんだ」の風味を味わっていただきながら、被災地の方々に対する支援・応援の輪を広げていきたい」としている。
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