- 時期:2011年7月
- 国名:USA
- 企業名:ESPN
- 業種:放送局
人力でTweetを表現、X Gamesで行われた“Human Tweet”
今回は、スポーツ専門放送局ESPN主催の大人気スポーツイベント『X Games』で展開された、リアルイベントとTwitterの斬新な連携法を紹介します。
X Gamesとは?
X Gamesは、様々な種類のエクストリームスポーツ(速さや高さ、危険さや華麗さといった要素を持った、離れ業を売りとするスポーツの総称)を集め、夏と冬の年2回開催される競技大会。ケーブルTVのESPNによって開催され、アメリカを中心に全世界でテレビ放送されています。
施策内容
X Gamesの開催中に、Twitterで「@xgame」宛てにハッシュタグ「#humantwitter」付きで送られたTweetを、スタンドに陣取った160人の観客(スタッフ?)が“Human Tweet”するという試み。160人、一人一人がアルファベットの書かれた大きなカードをかざしてTweet文を完成させています。
この模様は、会場の大型ビジョンやESPNの放送にも映し出されました。
お茶の間とスポーツイベントの会場を『Twitter』を通じてシンクロさせるアプローチ。日本の「ニコファーレ」のように、ネット上の書き込みをデジタルスクリーンにそのまま表示させる手法も合理的だとは思いますが、観客席にいる人がわざわざカードを手に持ってTweetされた文章を完成させるという、非効率でとっても“アナログ的”な手法が、逆に人の目を惹きつけそうだと思いました。デジタルなTweetになんとなく『人間味』を与えているように感じます。正にデジタルとアナログの融合ですね。
日本でもプロ野球や、サッカー日本代表の試合などで展開してみると面白いかもしれません。
動画はコチラ
引用元サイト
Human Twitter: High Tech Meets Low Tech at the X-Games:Marketingpilgrim
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記事転載元:ブログタイムズBLOG