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動画マーケティング活用ガイド(AD)

本格活用を進める企業が続々登場!
動画マーケティングが"流行る"これだけの理由

ソーシャルメディアとスマートフォンで第四ステージの予感

 第三世代に突入した動画マーケティングは、ソーシャルメディアとスマートフォンの普及によりさらに注目度が高まっている。

 Facebook、Twitterに代表されるソーシャルメディアの登場により、「自分の知り合い」や「自分と趣味・趣向の近い」ユーザーからの情報提供という、検索エンジンとは違う信頼性の高い情報コンテンツを発見する新しいルートが創り上げられた。

 ソーシャルメディアと動画の相性は良く、動画の共有が盛んに行われている。情報密度の濃さと、受け取り側の負担の軽い動画は、口コミしやすいコンテンツとして適しているのではないかと思われる。

 スマートフォンでも動画を見ることが定着しつつある。フィーチャーフォンと呼ばれる、いわゆる「ガラケイ」より高機能でハードウェアのスペックも高く動画再生に適しているスマートフォンでは、ソーシャルメディアを通じた情報の動画を始め、動画コンテンツ消費が盛んに行われている。スマートフォンユーザーも動画を含め、PCサイトと同等の情報がスマートフォンでも閲覧できることが当然と考えられるようになった。

 動画による情報が、テキストやイメージと並び価値の高いものになってきたことを証明するもう一つの現象として、動画によるSEOの効果が上げられる。フォレスターリサーチ社の調査によると、動画がある場合検索結果の最初のページに表示される確立が53倍に上がる、という結果もある。

 テキストとイメージだけで提供されている情報よりも、動画による情報の方がユーザーにとってより理解しやすい情報であると、検索エンジン側が判断する傾向にあるのだろう。サイトへの誘導に検索エンジンが大きな役割を果たしている昨今、この動画によるSEOの効果は無視できない現象だ。

 さて、ここまで、動画がマーケティングに使われるようになってきた背景について振り返ってみた。動画は、テキストやイメージでは伝えきれない密度の濃い情報を伝えることができる、リッチなメディアである。インターネットの高速化、Flash Playerの普及に加え、ユーザーの動画視聴の定着化が進み、動画をマーケティングに活用している企業が増加している。

 次回は、動画マーケティングの様々な手法や利用シーンを目的別に紹介していく予定だ。動画マーケティングに必然性を感じているが、どこから、どうやって始めたらいいのかわからないケースが多いと思われる。そこで、マーケティング活動の様々なライフサイクルで、潜在顧客や既存顧客とのコミュニケーションを実施していく際のヒントにしていただけるような内容を紹介したいと思う(取材協力:ブライトコーブ)

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この記事の著者

動画マーケティング研究会(ドウガマーケティングケンキュウカイ)

日々、動画マーケティングの最新動向や活用状況をウォッチしている研究機関。MarkeZine編集部に常駐。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2012/12/04 12:56 https://markezine.jp/article/detail/14487

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