Webコピーライティングのノウハウを手っ取り早く知りたい?
近道すると、結局は迷い道へ
<たった1週間でマスター>とか、<わずか60日でアップ>とか、どうも私たちはショートカットキーのように最短で到達する方法ばかりを求めてしまう。それで一時的にうまくいくこともあるだろう。でもコピーを書く力をつけたいなら、近道も抜け道もあきらめること。迷い道に入りこむだけだ。
いや、巷にあふれている表現のテクニックを使って、効果的なコピーをこさえようと思えばできないことはないし、それほど難しいことではない。しかし、そのテクニックだって効かなくなることだってあるし、使いどころを間違えるとまったく通用しない。
そんな時はどうする? 小手先のテクニックだけを覚えていても、修正ができない。迷い道をぐるぐる回るはめになる。でも、基本を知っていれば、このアプローチがダメなら、違う切り口からと新たな突破口を発想することができる。
それに表現のテクニックだって、もともとは基本を前提に考えられているし、マーケティングのアイデアや売り方のヒントにもなる。実は、基本を学ぶことが本当の近道なんだけど。
Webコピーライティング基本の基本とは何だ?
東進ハイスクールという予備校のテレビCMを観たことがあるだろうか(いろいろなパロディまで作られている)。濃いキャラの講師の方が次々と現れて、ひとことアドバイスを言っていくという内容だ。その中で、古文の女性講師の方がこう言う。「基礎の基礎がこわいってことを今日何度も言っておきます。(キリッ」。
ありがとう、先生。その言葉、そっくりいただきます。ひとくちに基本と言っても、いくつかカテゴライズされる。なかでも最も大切なのは、基本のそのまた基本。基礎の基礎が大切なのはコピーも同じだ。くどいようだが、私も何度も言う。
では、コピーライティングの基礎の基礎とは何なのか見てみよう。
- マイナス三重苦から考える。
- 商品ではなく価値を語る。
- 相手のことを思い浮かべる。
- 最初のコトバに集中する。
ただし、この基本の基本4カ条も、ある前提条件がないと成立しない。それは、たとえ一時的でもいいから、あなたが商品の専門家となっていること。もっと具体的にいえば、レクチャーや資料を通して、すでに商品の特徴や機能をリストアップしていることだ。この前提がないと、基本の基本4か条があったとしても、何も書けやしないのだから。
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「コピーの中で最も重要なキャッチフレーズの作り方」「説得力アップのためのフレームワークとレトリックの紹介」の2点に重点を置き、動かす、読まれるWebコピーの発想と作り方を伝授します。キャッチコピー、ボディコピーを実際に書いていただき、その場で講師が添削するワークショップの時間を設けています。