導入時タスクのリストアップ&運用計画
まずは、導入にあたってのタスク一覧を書き出してみましょう。利用ASPが決まった後は、担当者から導入マニュアルや参考資料ももらえます。可能なら、初期設定などを手伝ってもらいながら進めるといいかもしれません。新任担当者向けのオペレーション講習を、定期開催しているASPもあります。
検討段階
タスク | 重要度 |
---|---|
同業他社等のアフィリエイト実施状況に関する情報収集 | ◯ |
アフィリエイト参加による情報収集 | ◯ |
代理店販売を担当する部署等、社内の調整 | △ |
目的・スケジュールを含むアフィリエイト導入プランニング | ◯ |
導入形態の決定/利用ASPの決定 | ◯ |
システム対応
タスク | 重要度 |
---|---|
タグの埋め込み(タグ方式の場合) | ◯ |
システムのインストール(フルインストールの場合) | ◯ |
テスト(成果トラッキング等) | ◯ |
初期設定/開始準備
タスク | 重要度 |
---|---|
プログラムの基本情報を設定 | ◯ |
リンク原稿の用意/バナー等リンクの設定 | ◯ |
開始時の特別キャンペーンの準備 | △ |
社サイトに配置するアフィリエイト募集ページの用意 | △ |
アフィリエイトサイトのリクルーティング | △ |
アフィリエイト開始告知のための作業(ASPと連携) | ◯ |
また、開始した後の運用オペレーションも事前にきちんと決めておきましょう。成果承認作業などは他部署との連携を要する場合もありますし、単純作業であればアルバイトへの作業委託も検討する必要があります。提携申請や成果の承認作業、新しい特集など始まった時のリンク素材追加登録、提携アフィリエイトサイト向けメールニュースの発行など、やることは結構たくさんありますので。
最近では、アフィリエイトがAPIを利用して、提携ECサイトの商品データを自動取得し、効率よく大量の商品を紹介する方法も一般化してきています。API対応しているASPの場合、それ用に商品データを定期的にアップロードしなければならない場合もあります。
提携申請や成果承認作業も、いつまでも待たせてしまう体制では、アフィリエイトサイト側の不満につながります。どの作業をどのタイミングで誰が行うか。早い段階でマニュアル化し、作業遅延によって不信感を買うことがない体制を作ることが重要です。
夏物バーゲンやお歳暮キャンペーンなど年間のスケジュールがある程度見えているのであれば、それにあわせ、アフィリエイト向けのプロモーションも考えておきましょう。しっかり紹介してもらえるよう、自社サイト上での特集やキャンペーンにあわせバナーを遅滞なく用意して配布していく必要があります。