調査結果概要
調査結果より、スマートフォンへの買い替えに伴い、携帯電話を利用していた頃に比べ写真撮影、Webサービスへのアップロード頻度が高くなったユーザーが半数にのぼることがわかり、スマートフォンユーザーと写真の親和性が高いことが推察できます。また、撮影した写真をWebサービスへ週1回以上アップロードしているユーザー(本レポートではヘビーユーザーと呼ぶ)は女性20代、30代に多く、写真のアップロードにTwitter、mixi、Facebookといったソーシャルメディアを活用しているユーザーが多いことがわかりました。また、写真アップロードのヘビーユーザーは「instagram」などのアプリを利用して写真を加工しているユーザーが7割を超え、写真の見栄えにもこだわっている様子が伺えます。
さらに、スマートフォンで写真をWebサービスにアップロードしたことのあるユーザーのうち半数以上がキャンペーンなどに顔写真を投稿してもよいと回答しており、投稿には「信頼できる企業」「公開範囲の選択が可能」などの条件が重要とされていることがわかりました。
調査のトピック
- スマートフォンでの写真撮影経験は9割、Webアップロード経験は5割
- 約半数以上のユーザーがスマートフォン購入後、写真の撮影頻度、Webサービスへのアップロード頻度がともに増加
- 写真アップロード頻度は女性20代、30代が最多
- スマートフォンユーザーが写真を最もアップロードしたことがあるのはTwitter
- Webで共有する写真に加工を加え見栄えにこだわるヘビーユーザー
- 顔写真投稿の抵抗を下げるための条件で重要なのは「信頼できる企業」と「公開範囲の限定」
調査概要
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査地域:全国
- 調査対象:20~49歳のiPhone、AndroidOSのスマートフォンを保有する男女 ※調査会社が保有する調査パネル
- 有効回答数:618サンプル
- 調査日時:2011年12月9日~12月10日