IABの発表によると、2011年のインターネット公億の売上高は310億ドル(約2兆5200億円)で、2010年の260億ドルから22%増加した。モバイル広告は、2010年の6億ドルから16億ドルと149%増加。デジタルビデオは、前年比29%増の18億ドル。検索連動型広告は27%増の148億ドル。ディスプレイ関連広告は15%増の111億ドル。
インターネット広告最大の広告主である小売業は、インターネット広告費全体の22%にあたる71億ドルを投下している。
IABは、スマートフォンとタブレット端末が急激に増加したことで、モバイル広告費は今後も増加すると分析。これらの端末をどのように組み合わせるかが、マーケティングにおいて重要であるとしている。
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