NTTドコモは13日、中国の最大手インターネット検索事業者Baiduと共同で設立した合弁会社「百度移信」の、持分比率20%にあたる2250万ドル(約17.8億円)の出資が完了したと発表した。
ドコモと百度は、2011年1月に中国本土で携帯電話向け付加価値サービスやデジタルコンテンツを協業して提供することに合意。今年8月からは、百度移信のプラットフォームで新たに日本コンテンツの提供開始を予定しており、第一弾としてDeNAから同社の中国法人を通じ、中国語翻訳など現地化されたコンテンツを展開する。
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