博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンターと博報堂アイ・スタジオは、スマートフォンを「振る」という簡単な動作でコンテンツを取得できるO2Oプラットフォーム「grabee(TM)」(グラビー)を共同で開発。8月より提供を開始する。
このサービスに対応した店舗・駅のポスターの前やイベント会場などで、ユーザーは専用アプリを起動し、スマートフォンを振る。簡単な動作をするだけで、クーポン・楽曲・ゲーム・スタンプラリーなど、様々なコンテンツを取得することができる。対応するスマートフォンは、iPhone、Android端末を予定している。
また、「grabee(TM)」を活用する企業は、「日時」「場所」「ユーザーの性・年齢などの属性」などを指定して、専用アプリを起動中のユーザーに向けて様々なコンテンツタイプの情報を配信することができる。
そして、実施した施策の効果を検証するために、「日時」・「場所」・「ユーザーの性・年齢などの属性」単位でダウンロード件数・ユニークユーザー数を把握することもできる。
「O2O」(オー・ツー・オー)とはOnline to Offlineの略。オンライン(ネットの行動・情報)がオフライン(店舗などでのリアルの行動)に影響を及ぼす、ネットとリアルの連携のこと。スマートフォンの普及を背景に、Webサイト閲覧をきっかけにした来店行動の促進など、O2Oに関する企業のニーズは高まっている。
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