シャノンは、国内BtoBマーケティングの意識・課題や現状について、昨年に続いてマーケティング・販促の担当者を対象にアンケート調査を実施した。BtoB企業が現在最も投資しているマーケティング施策は、昨年の「展示会出展」から「メールマガジンの配信」へと変動。メール配信システムを導入する企業が大幅に増加していることもわかった。
実施施策の2~4位まではセミナー開催や展示会出展などのオフライン施策が占め、BtoB企業においてオフラインのタッチポイントを活用した施策もいまだ主流となっている。
営業部門との連携状況についてたずねたところ、約半数が獲得したリードを営業に連携していると回答。しかし、リードを評価しているかという質問に対しては、「している」「していない」がほぼ半数に分かれた。また、「リード育成」に関して「興味がある」もしくは「実施している」という回答は8割にのぼっているものの、6割が「興味はあるが実施できていない」と回答している。
【調査概要】
目的:BtoB企業におけるマーケティング活動の現状と課題の抽出
方法:Webによるアンケート
調査対象:マーケティング、販促担当者
調査期間:2012年6月7 日~6月21日
回答者数:220
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