博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンターは、第3回「全国スマートフォンユーザー1000人定期調査」の結果を発表した。前回(2012年5月)と比較すると、スマートフォンの普及がさらに進み、男女ともに30~40代が保有者のメインボリュームとなっている。全国に幅広く普及している。
スマホユーザーの「リアル店舗での買物行動」
今回(2012年8月)の調査の分析結果から、外出先での買い物時にスマートフォンを使って店頭の商品・サービスを調べる人は67%にのぼり、約5~6割の人がソーシャルメディア上でのクチコミや、ユーザー評価を確認。特に、家電・AV、パソコン・周辺機器、食品・飲料などが検索される傾向にある。また、最低価格を調べる人は44%、クーポンを探す人は39%、買い物時にスマートフォンを利用することで満足度が高まると答えた人は46%という結果となった。
スマホユーザーの「外食行動」
また、外出先でスマートフォンの機能を活用してこれから訪れる飲食店を検索する人はスマートフォンユーザーの63%。さらに、 5割以上の人が実際にスマートフォンのGPS・地図機能を使って来店したり、オンラインクーポンを利用している。
外出先でスマートフォンを通じてソーシャルメディアでチェックインすると回答した人は14% 、ソーシャルメディアに書き込む人は22%。 外出時にスマートフォンを活用することで外食の満足度が高まったという人は42%にのぼっている。
【調査概要】
第3回「全国スマートフォンユーザー1000人定期調査」
調査時期 : 2012年8月24-26日
調査地域 : 全国
調査対象 : 高校生~69歳男女のスマートフォンユーザー1,000名
調査方法 : インターネットアンケート調査
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