積水ハウスと日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は、将来のスマートシティ時代到来を見据え、次世代プラットフォームの構築について合意した。
スマートタウンの中心は「家」と「情報」。現在、家電や太陽電池等の設備機器を家のエネルギーマネジメントシステム(HEMS)等とつなぎ、エネルギーの需給情報を把握し、住宅全体のエネルギーの最適化を図る取り組みが進んでいる。
また、住宅が情報ネットワークを通じて外部とつながり、外部からの情報を取り込んだり、住宅内の情報を受発信できたり、医療・介護など生活の質を向上させるサービス創出への展開が期待されている。
スマートタウン、スマートハウスで快適に暮らすには、家と社会の情報を一元管理することが重要だが、各HEMS機器メーカーがそれぞれの専用システムで情報管理しているの実状がある。
国内に11のスマートタウンを開発中の積水ハウスと、異なるネットワーク、システム間でのIT基盤ソリューションを提供する日本IBMは、両社の強みを活かし、共同でHEMS機器メーカーに依存しない共通のプラットフォームを構築していく。
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