米調査会社ComScoreのちょうさによると、米国のEC小売市場は前年同期比15%増の419億ドル(約3.3兆円)。12四半期連続での成長を示しており、2ケタ成長は8四半期連続。
好調だったのは、デジタルコンテンツとサブスクリプション、家電、イベントチケット、アパレルとアクセサリー、コンピュータソフトウェア。これらはみな、少なくとも前年同期比16%増と伸びている。
また、同調査によると、米国消費者の37%が「ショールーミング」していると回答。小売店にいるときにスマートフォンをつかって価格を調べたり、製品をオンラインで買うかをチェックしている。こうした人々は先の2つの四半期と比べて5%増加している。
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