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マッキャンエリクソンによるストックフォトサイトを舞台にした“待ち伏せ”採用活動

 海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「ブログタイムズBLOG」からの厳選記事を紹介するこの連載。今回は「ストックフォト(写真素材販売)」サイトを舞台にしたリクルートのお話。マッキャンエリクソンが、優秀なアートディレクターがとるであろう行動を予測して仕掛けた「ある広告」とは? 毎週水曜日更新。

キャンペーン概要
  • 時期:2012年12月
  • 国名:イスラエル
  • ブランド:McCann Erickson
  • 業種:広告会社

「ストックフォト使ってると、あるある!」

 大手広告代理店マッキャンエリクソンのイスラエル支社が実施したユニークな採用活動。

 今回のリクルーティングの狙いは、他社で活躍している優秀で経験豊富なアートディレクターを採用すること。同社が選んだ舞台は、アートディレクターがよく接触するメディアのひとつ、ストックフォト(写真素材販売)サイトです。ここでよく検索されるキーワード、例えば「Running」や「Computer」、「Businessman」などに関連したユニークな写真画像を作成します。

 そして、それら画像をイスラエルの大手ストックフォトサイトにて、各カテゴリの5ページ目にそれぞれアップします(広告掲載という位置づけのようです)。

 この際、最もよく閲覧される各カテゴリの1ページ目ではなく、あえて5ページ目に掲載したのは、適切な画像をストックフォトサイトで探しているアートディレクターの中で、1ページ目や2ページ目に表示される結果だけで安易に満足せず、よりふさわしい画像を探しているような、仕事熱心で“妥協しないアートディレクターだけにリーチさせるため”です。

 5ページ目にアップしたそれぞれの画像には、以下のメッセージと応募用のメールアドレスが記載されていました。

“Still Looking for Businessman ?  We’re looking for you !  McCann Digital are looking for an art director who doesn’t compromise.”

 (まだ‘ビジネスマン’の画像を探していますか? 我々はまさにあなたのような人を探しています。マッキャンデジタルは安易に妥協しないアートディレクターを求めています。)

 「Businessman」だけでなく、他の人気検索ワードの画像にも同様のメッセージを記して5ページ目にアップしました。

 この特殊な画像広告は、数百人のアートディレクターに閲覧され、その中から見事1名の採用に成功したそうです。アートディレクターがよく利用するストックフォトサイトまで、彼らを『ストーキングして待ち伏せている』感じですね。

 ターゲット(アートディレクター)のインサイトを的確にとらえ、リーチを犠牲にしてでも彼らが思いもよらない場所(ストックフォトサイトの5ページ目)でリクルーティング活動を行ってしまうという発想と実行力が素晴らしいです。

 その他、広告代理店のユニークな採用活動に関心のある方は下記記事もご覧ください。

参考サイト

 ・Ads Of The World

先週の紹介キャンペーン

 記事転載元:ブログタイムズBLOG

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この記事の著者

山田 健介(株式会社PR TIMES)(ヤマダケンスケ (PR TIMES))

著者Twitter著者Facebook●About / PR TIMES Inc ・プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の運営 ・ブログマーケティングサービス「ブログタイムズ」の運営 ・WEBクリッピングサービスの提供●About / Vector Group コアバリューである「モノを広める」スキルを通じて、企業・消費者の皆様をマッチしたサービスを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2013/01/09 08:00 https://markezine.jp/article/detail/17017

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