前回の復習 主成分分析とは?
前回は、主成分分析の概要および手順を簡単に紹介しました。復習すると、主成分分析とは、情報の損失をなるべく少なくしながら、より少ない変数でデータの特色をつかむことができるよう新しい変数(合成変数)を作り出す分析のことです。データを要約する分析手法とも呼ばれています。
実際の手順は、以下のとおりです。
1.変数の単位を揃えるためにデータを基準化する
2.基準化したデータの相関係数行列を求める
3.相関係数行列の固有値を固有ベクトルを求める
4.分析結果の精度を確かめる
5.主成分得点を求め、散布図を描く
今回は、手順1のデータの基準化をお伝えします。
カンに頼らない! 2015年8月26日「Excel徹底活用!アンケート設計と分析」講座開催
Webの記事を読むのもいいけれど、リアル末吉正成さんに会って直接講義を受けませんか?
「プッシュ型リサーチの代表「アンケート」を効果的に活用するために必須の、ビジネス統計を学びます。論理的なアンケート設計、マーケティングに必須の統計の知識、Excelを使ったデータ分析の三本柱を身につければ、あなたも明日からデータに強いマーケターになれるはず!