インターワイヤードは、「店舗とインターネット間の比較検討・消費行動」についての調査結果を公開した。
オンラインでの買い物、スマホ使用者は9割超
衣料品に関わらず、何かしらの商品をオンラインで購入する事について経験があると回答した人は86.7%であった。そのうち、45.3%は「月に1回以上」オンラインで商品を購入していると回答。
また、スマホ・タブレットを使用している人と、使用していない人では、スマホ使用者の方がオンラインでの購入経験者と購入頻度が、非使用者よりも高い割合であることが明らかに。スマホ使用者は90.7%がオンラインでの商品購入経験があり、半数の52.7%は「月に1回以上」と回答した。
気になるショールーミングの割合は?
自身の衣料品においてショールーミング経験がある人に対して、その割合をたずねたところ、41.5%が「たまにはしているが、普段は実際の店舗で購入している」、24.3%が「1、2回経験がある程度」と回答し、頻繁にはしない人のほうが多かった。
また、スマホ・タブレット使用者は、非使用者よりも毎回頻繁に購入する割合が高かった。スマホ・タブレットというデバイスは、フューチャーフォンに比べてWEBサイトの閲覧がしやすいことから、ショールーミングも気軽に行いやすいようだ。
また、実際の店舗では買わずに、オンラインで購入した人にその理由を聞いたところ、「価格」が一番の決め手であった。
オンラインでの購入を検討し始める「実店舗との価格差」は6%以上
先の質問で、「オンラインの方が価格が安かったから」と回答した人に、オンラインでの購入を検討し始める価格差をたずねたところ、最も多かったのは「オンラインの方が6~10%安い」であった。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2012年10月4~19日
有効回答:DIMSDRIVE登録モニター男女4,987人
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