朝日新聞社とThe Huffington Post(ザ・ハフィントン・ポスト・メディアグループ)は4月23日、「The Huffington Post Japan(ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン)」を設立した。
「ザ・ハフィントン・ポスト」は、ニュースやブログ、ソーシャルメディアを融合させたニュースサイト。米国と欧州各国で脚光を浴びており、サイトの訪問者数は米国では月間4,600万人(2013年1月現在、comScore調べ)、月間投稿件数は800万件を超える。日本版は5月7日にスタートする。
新会社の最高経営責任者(CEO)には、朝日新聞社の小野高道氏・編集担当補佐兼デジタル事業担当補佐が、代表取締役にはザ・ハフィントン・ポスト・メディアグループのジミー・メイマン・CEOと、朝日新聞社の西村陽一・デジタル事業本部長の二人が就任する。
日本版「ザ・ハフィントン・ポスト」の創立は、ザ・ハフィントン・ポスト・メディアグループのアジア進出の第一弾となる。ザ・ハフィントン・ポストは、世界有数の「オンライン・オピニオン・フォーラム」として知られており、日本ではまず政治や経済、国際問題、社会問題を扱う日本版を立ち上げ、徐々にほかの分野にも広げていく予定。
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