スマートフォン市場の成長とともに価値を高めるブランド
ランキングの中で注目されるのは、スマートフォン関連市場で存在感のあるブランドが前年よりも価値を高めている点だ。アップルは1位を維持(価値は前年より+1%)、グーグルは前年の3位から2位に上昇(価値は前年より+5%)した。またサムスンは30位に躍進(価値は前年より+51%)した。
ブランド価値を飛躍的に向上させたサムスン
スマートフォン市場においてリーダーの座を争う中で、サムスンは、並外れたイノベーションの実行とマーケットシェアの伸長を両立し、ブランド価値を飛躍的に向上させた。昨年、同社が広告に費やした費用は16億ドル超に及ぶ。
トヨタの復調、ユニクロの躍進
日本のブランドでは、海外市場で存在感を増しているブランドの価値の向上が目立った。トヨタは前年より価値を高め、ソニーは前年の86位から100位圏外へ下落。また100位圏外ではあるものの、ユニクロが価値を向上させた。
自動車部門においては、トヨタは、昨年1位の座をBMWに譲ったが、今年のランキングでは1位に返り咲いた。
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