SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

トヨタ、自治体や企業が利用できる「ビッグデータ交通情報サービス」を開発

 トヨタは、テレマティクスサービスを通じて収集・蓄積した車両の位置や速度、走行状況などの情報を含むビッグデータをもとに加工した交通情報や統計データなどを、自治体や企業が交通流改善や地図情報の提供、防災対策などに活用できる新しい情報提供サービス「ビッグデータ交通情報サービス」を開発。6月3日から、全国の自治体や一般企業を対象に利用の申し込みを受け付ける。同時に、スマートフォン向けテレマティクスサービス「smart G-BOOK」を一新し、個人向けにも同様のサービス提供を開始する。

 「ビッグデータ交通情報サービス」では、ビッグデータから加工したトヨタ独自の「Tプローブ交通情報」(※)、通行実績マップ(通れた道マップ)、交通量マップなどの情報を、自治体や企業が利用したり、各々が所有する様々な情報を付加して表示もできるプラットフォームを提供することで、幅広い用途(防災システム、交通・物流システムなど)への活用を促す。

 利用できるのは自治体や企業(要望に応じて、表示やサービス内容のカスタマイズが可能)。標準サービスの基本利用料は月額20万円。その他、初期導入費用(初期設定、出張サポート、導入教育等)、機能のカスタマイズ費用などがかかる。

 スマートフォン向けサービス「smart G-BOOK」では、 「Tプローブ交通情報」を、トヨタ純正のカーナビゲーション以外で初めて採用。クラウド上の「トヨタスマートセンター」を介して顧客の音声情報を認識するセンター型音声認識サービスのエージェント機能を提供する。災害時の効果が期待される通れた道マップの常時閲覧や、避難所までのルートを表示・案内する災害対策サービスを提供するほか、ユーザーからの渋滞・ハザード情報などの投稿機能「交通情報SNS」を新たに設定する。

 「smart G-BOOK」へ会員登録すると、災害対策サービス・ルートチェックは無料で利用できる。その他の、オペレーターサービス・交通情報SNSなどは、年額2500円の有料サービスとなる。

※Tプローブ交通情報:テレマティクスサービスを通じて収集された車両の位置や速度等の情報から生成されるリアルタイム交通情報

【関連記事】
クルマ向けSNS「トヨタフレンド」構築
トヨタ、2人乗りの超小型EVを発表、スマホを使ったカーシェアリングの実証実験も
「OKWave総合研究所」開設~蓄積したビッグデータを基に、VOC分析等実施へ
ビッグデータ分析を強力に支援する「Teradata Active Enterprise Data Warehouse 6700」
電通と富士通、ビッグデータを活用したマーケティング事業で協業

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2013/05/30 13:00 https://markezine.jp/article/detail/17862

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング