SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

携帯・スマホ流通マネーは4兆円を突破、前年比70.9%増と急拡大

国内のスマートフォンの普及率は28.2%と推定

 日経BPコンサルティングは、「携帯電話・スマートフォン“個人利用”実態調査2013」の結果を発表した。携帯電話とスマートフォンの所有状況は、「従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)を1台だけ所有」している人は58.9%(前回調査71.6%)、「スマートフォンを1台だけ所有」している人は33.7%(同21.1%)と、スマーフォンが増えた分だけ携帯電話は減少した。

 一方、携帯電話やスマートフォンを2台持っている回答者は7.1%。そのうち80.2%、全回答者の5.7%がスマートフォンを利用している。以上のことから、少なくとも1台はスマートフォンを利用していると回答した人の比率(利用率)は、全回答者の39.4%となり、前回調査の26.2%から13.2ポイント上昇。特に30歳代以下でのスマートフォンの利用率は急激に高くなっており、男性の15~19歳と女性の15~24歳のスマートフォン利用率は60%を超えた。

 この調査では、性別と年代別の組み合わせで均等サンプリングしているため、総務省の人口統計を使って国内の人口構成に合うように補正してスマートフォンの普及率を算出。その結果、国内のスマートフォンの普及率(総人口比)は28.2%と推定される。前回調査(2012年6月実施)の18.0%と比較すると、約1年間で10%ほど伸びたことになる。ただし、個人を対象とした調査であるため、スマートフォンの法人契約は利用率、普及率の計算には含まれていない。

携帯・スマホ流通マネーは年間4兆2213億円

 同調査では、オンラインショッピング、ネットオークション、おサイフケータイを使った買い物/乗り物の支払い、さらにゲーム、動画、電子書籍、アプリ/ウィジェット、音楽など、携帯電話やスマートフォンを介して利用しているサービスやコンテンツに対する支払額(月額または年額)を集計。携帯電話・スマートフォンを介して流通している金額“携帯・スマホ流通マネー”は、2013年7月時点の年間総額は4兆2213億円と推定。。前回調査では2兆4698億円だったので、前年比で70.9%増と急拡大している。

 特に大きく伸びたのがオンラインショッピング。市場規模は2兆1285億円となり全体のほぼ5割を占め、前年の1兆1221億円の1.9倍に拡大した。なお、市場規模を算出した9分野のうち、8分野で市場が拡大し、唯一、音楽コンテンツのみ縮小している。

 “携帯・スマホ流通マネー”の年間総額は、各サービス/コンテンツに対する支払額と、総務省統計局の人口データ(平成25年2月時点の確定値)による性年代人口構成比、総務省「平成23年度通信利用動向調査」における各世代の携帯電話個人利用率をもとに換算して算出。なお、“携帯・スマホ流通マネー”には、通信事業者に支払う通信料金は含まれていない。

【調査概要】
<調査方法>Webアンケート調査(2006年度までは郵送調査)※ミクシー・リサーチの全国モニターを利用
<調査期間>2013年7月8日~7月16日
<調査対象>全国携帯電話ユーザー(PHSを含む)及びスマートフォンユーザー
<回収数>4,400件 ※男女ともに15歳以上5歳刻みで11のセグメントに分割(65歳以上は一括)。各セグメントで200件ずつを回収し合計4,400件
<調査機関>調査企画・設計・分析:日経BPコンサルティング

【関連記事】
NTTドコモ、TBSグループと業務・資本提携
LINE事業売上額は97.7億円(2013年4-6月期)
楽天2Q決算、好調の国内ECはモバイル・タブレット流通総額が前年同期比48.4%増
企業のソーシャル活用に手ごたえ、LINEはEC連動、BtoB企業も強化の意向
女性20代・30代で携帯ネット接続時間大幅に伸長

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2013/08/30 11:40 https://markezine.jp/article/detail/18389

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング