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第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

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自社サイトは優秀な営業マンになる!ZMOT時代、顧客とのエンゲージメントを自社サイトで構築する秘訣とは?

Webサイトで潜在顧客の興味・関心を高める

 「ここまでの内容を通して強調したいのは、『御社のWebシステムを優秀な営業マンへ変えませんか』というご提案です」と吉田氏は話す。「マーケターの方々は、日々自社のマーケティング活動を通してさまざまなデータを収集し、分析し、アプローチにつなげていると思います。その過程で、見込みが高い顧客はリアルな営業チームに引き継ぎ、まだ温まっていない潜在顧客はWebサイトを通してその熱を徐々に高める。そんな対応が、最新のデジタルマーケティング機能が統合されたCMSを活用することで可能になります」

 具体的には、一つは前述のパーソナライゼーション機能による“個客”対応の強化。もう一つは、今改めて注目を集めているEメールキャンペーンマネジメントだ。サイトコアのオートメーション機能では、ユーザーの状態と条件を設定しておけば、資料請求のリマインドメールの送信やWebコンテンツの出し分けなどが自動で行われる。

 もちろん、そうしたアプローチも、ユーザーの関心の度合いやニーズにマッチしていなければ逆効果になってしまう。その点も、一人ひとりに最適な情報発信ができる精度の高い分析によって、期待通りの効果を得られるというわけだ。

関心の低いファンとも適切に関係構築~マンチェスターシティ

 最後の事例として吉田氏は、イギリスのサッカークラブ「マンチェスターシティ」のサイトリニューアルを挙げる。2008年のオーナーの変更を機に刷新。編集者がリアルタイムで試合の状況などを更新できない点、アクセス集中による負荷などの課題を解決するとともに、将来のデバイスの多様化やオフラインのコミュニティとの連携まで見据えた長期的なWeb戦略に着手した。

 「ポイントは、すでに提案されていた魅力的なデザイン案を活かせるか、という点でした。CMSはデザインに制限がかかることが多いですが、当社のCMSはそうした制約がなく、新デザインにスムーズに適用できました。オーナーの“グローバルエンターテインメントブランドにしたい、関心が高いファンから低いファンまでそれぞれとしっかりコミュニケーションを取りたい”との希望を活かし、コンテンツの見せ方やチケット・物販の購買方法まで整備しました」

 誰もが見られるWebサイトでありながら、サイト上での“個客”への配慮が尽くされたもてなしを実現するサイトコアのCMSは、大手グローバル企業を中心に全世界で3,000社以上が導入。動画やECなど多様なシステムと連携できる拡張性も、採用の決め手になっている。ユーザーが求めるサービスのハードルが上がっている今、サイトでのエンゲージメントの強化を可能にするCMSの導入は、他社との大きな差別化につながるはずだ。

顧客の心を惹きつけるWEBサイト戦略

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この記事の著者

高島 知子(タカシマ トモコ)

 フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2013/11/05 16:57 https://markezine.jp/article/detail/18626

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