博報堂と博報堂DYメディアパートナーズは、マーケティング用の情報システム(マーケティング・システム)の構築を支援する新サービス「マーシス・コンストラクション」の提供を開始した。
近年、ビッグデータに代表されるように、企業がマーケティング領域で活用する情報は乗数的に増加しており、大量の情報を効率的に処理するために、IT・情報システム領域との連携は不可欠となりつつある。しかしながら、マーケティング領域と情報システム領域は、各領域の専門用語や文化、ミッションなどの違いから縦割り構造に陥りがちで、機能の融合・連携には膨大な調整費用と時間が必要とされてきた。
「マーシス・コンストラクション」は、企業のマーケティング領域(CMO領域)と、IT・情報システム領域(CIO領域)を融合しながらマーケティング・システムを構築し、マーケティングバリューの最大化を支援するコンサルティングサービス。
マーケティングのスキルとITの知識を兼ね備えた専門スタッフが、クライアントと協働で各部門にまたがるPMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)と呼ばれるタスクフォースを編成。マーケティング上の課題に対応するソリューションの分類や、着手すべきプライオリティを規定し、スムーズな合意形成を促しながらマーケティング・システムの構築を支援する。
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