商品データベースを取得するためのデータフィードサービスの仕組み
では、商品データベースの構築・運用を専門に行うデータフィード作成会社に依頼したケースを想定して話を進めていきましょう。データフィードサービスを活用して商品データベースをGoogleマーチャントセンターに配信するためには、サイトから商品データベースを取得する必要があります。この時、データ取得パターンは大きく二つに分けられます。

一つめは、自社サイトの商品データベースをデータフィード作成会社に提供するパターンです。既に自社のシステムから商品データベースを提供できる仕組みになっている場合、csv形式などのデータをftpサーバー等の中継サーバーにアップロードします。そのデータを各出稿先に合わせてデータフィード作成会社が変換作業を行うパターンです。
そして二つめはクローリングです。「クローリング」という言葉は、少し聞き慣れないかもしれませんね。簡単に解説すると、クローリングを実施する対象サイトは自社のシステムからデータを提供できずに、自社で商品データベースを構築できないサイトになります。そのサイトに対して、Webサイト上で更新されたデータを取得してデータベース化して各出稿先の配信までを全て一気通貫で提供します。

上の表は二つのデータ取得方法のメリット・デメリットを表でまとめてみたものですので、ぜひご覧ください。