「Oracle Eloqua」は、イベント、セミナーや広告等で取得した多数のリードから、有望な見込顧客として営業部門に情報を渡すまでのプロセスを自動化するマーケティング・オートメーションの仕組み。クラウド型アプリケーションで、最短2日間で導入可能。
主要機能は、以下のとおり。
キャンペーンフローの全体管理
Webでの告知、メール配信、セミナー案内、ソーシャルへの投稿など通常のキャンペーン活動の一連のプロセスを図表により分かりやすく設計し、それに基づいて自動的に実行する。
オンラインの行動履歴管理
ターゲットとする顧客の自社ホームページへのアクセス状況やメールの開封率、クリックした記事やダウンロードした資料などの行動履歴を把握・管理する。
リードのスコアリング
見込み客の業種、企業規模、部署、役職などのプロファイル情報と、メール開封、資料ダウンロードやイベント参加情報などの行動情報によって、自社製品やサービスへの興味の度合いを自動判定する。
分析
キャンペーンに関する情報をさまざまな軸で分析する。
従来、営業部門とマーケティング部門が協業して人手と時間をかけて実行されてきたリードナーチャリング活動を自動化することにより、マーケティング活動への投資対効果の最大化を支援する。
【関連記事】
・博報堂、リードエージェンシー「HAKUHODO THE DAY」を新設
・BtoB企業が投資している施策は「展示会」から「メルマガ配信」へ、リード育成に高まる関心
・ アイレップ、LP分析に特化したページ内ユーザー行動解析ツール「リードスコープPro」を事業譲受
・サイバー・バズ、BtoBにも使える「マンガ動画マーケティング」を提供
・企業のソーシャル活用に手ごたえ、LINEはEC連動、BtoB企業も強化の意向