Socializer(ソーシャライザー)は2011年設立。ソーシャルメディアを活用した広告ビジネスをはじめ、ソーシャルメディア用のアプリ開発や企業のファンページの運営における斬新なサービスで急成長し、現在ではポーランドのソーシャルメディア・エージェンシーとしてリーディングポジションにある。
電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、Socializerの株式100%を同社株主から取得することで合意。買収完了後、SocializerはポーランドのデジタルエージェンシーであるIsobar Polandに組み入れられる。
電通グループのメディア・コミュニケーション・エージェンシーであるCaratが2013年9月に発表したポーランドの2012年のデジタル広告費は前年比9.1%増。2013、2014年も9%前後の成長が続くと予測しており、ソーシャルメディアは、2012年に40.4%、2013年に26.1%、2014年に24.6%という高い成長率が見込まれる。
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