ミクシィ代表取締役社長の朝倉祐介氏は、6月24日開催予定の株主総会終了をもって取締役の任期満了を迎えるにあたり、代表取締役の職も辞することになった。朝倉氏は、2011年に入社以来ミクシィグループの事業再生フェーズを担ってきたが、2013年度の通期業績予想における営業利益、経常利益が黒字化する見込みとなったことを受け、ミクシィグループが再成長フェーズに移行して、代表取締役を交代する。
朝倉氏は、東大法学部卒、競馬の騎手を目指してオーストラリアに留学、マッキンゼーを経て、ベンチャー企業ネイキッドテクノロジー社長に就任。2011年にミクシィに入社という経歴でも注目を浴びた。
新しい代表取締役には森田仁基氏の名前があがっている。同氏は、モバイルコンテンツ企業を経て、ミクシィ入社後に「mixi アプリ」の立ち上げなどを行い、2013年1月に執行役員に就任。現在はmixi事業本部長として SNS「mixi」の事業責任者を務めるとともに、モンストスタジオ エグゼクティブプロデューサーとして「モンスターストライク」などのスマートフォンアプリの創出と事業拡大を統括してきた。
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