ヤフーとアドビ システムズは、2月14日、広告におけるクリエイティブ制作分野で業務提携することを発表した。ヤフーはアドビ システムズの支援のもと、「Yahoo!クリエイティブスタジオ」を開発し、今春をめどに提供を開始する予定。
デジタルコンテンツの制作現場では、制作工程における様々な関係者との膨大な情報のやりとりやデザインデータの共有に手間や時間がかかり、クリエイティブの付加価値を高めにくいという課題がある。この課題を解決するため、両社は今回の取り組みに至った。
「Yahoo!クリエイティブスタジオ」は、クリエイティブ制作を関係者間でステータスを共有しながら効率的に作業、管理することができるクラウド型のワークフロー管理およびストレージシステム。Adobe Experience Managerのデジタルアセット管理システムをもとに構成され、Adobe Creative Cloudも併せて提供される。Adobe Creative Cloudの最新デスクトップアプリケーションを活用したコンテンツ制作を可能にし、バナーのみならずビデオなどのリッチ広告にも対応する予定。
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