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これからのマーケティングどうする?「Adobe Digital Marketing Summit 2014」

購入者と非購入者でWebサイト上の行動が違う?
Lenovoの事例に見る、ClickTale×Adobe Analyticsを活用したカスタマー可視化方法

 3月25日~27日の3日間に渡り、米国 ユタ州 ソルトレイクシティで開催された「Adobe Digital Marketing Summit 2013」。今回は「ヒートマップツールによる可視化」をテーマに行われた、ClickTaleとLenovoの講演(原題は「How to get 360-degree insights into consumer behavior」)をレポートする。

サイト改善に必要な6つの「P」とは

 ヒートマップはクリック率などの違いで、Webサイトを色分けして、訪問者の行動をサーモグラフィーのように、可視化するというもの。ユーザーの行動把握や、サイト改善に使用される分析手法だ。今回のセッションは、ヒートマップツールの「ClickTale」使って、「いかにカスタマーを可視化するか」、Lenovo社(以下、レノボ)の事例をもとに紹介するというもの。

Aがクリックヒートマップ、Bがアテンションヒートマップ
Aがクリックヒートマップ、Bがアテンションヒートマップ

 セッションの最初に登壇したClickTale CEOのシュワルツ氏は、ClickTaleによる可視化の特徴を説明しつつ、可視化だけでは意味がなく、そこからの改善が重要だと説く。可視化から改善に繋げるためには、6つの「P」をサイクルで回すことが大切だと語る。6つとは「Purpose(目的)」「Picture(行動の可視化)「Plan(改善施策の検討)」「Performance(テスト)」「Pinpoint(原因特定)」「Perfect(最適化)」。また、同氏は改善サイクルを回す際に必要なデータを取得するために、ClickTaleは様々なツールと連携が可能であることを説明した。

6つのPと、データ取得のために連携できるツール

 さらに、Adobe Analyticsと連携ができるところを特徴にあげる。サイト内の行動をAdobe Analyticsで確認し、ページ内の行動をClickTaleで確認することで、ユーザーのサイト内の行動をしっかり可視化することができるのだ。

Click Taleとは

 日本でもギャプライズ株式会社が代理店として販売している、ヒートマップツール。スクロール位置やスマホでのピンチイン/ピアウト、ダブルクリックなど細かい分析が可能。

 ※筆者注:筆者のブログにレビュー記事を以前書いております。詳細を確認したいかたはこちらをご覧ください。

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購入者と非購入者では行動のどこが違う?

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この記事の著者

小川 卓(オガワ タク)

ウェブアナリストとして、マイクロソフト、ウェブマネー、リクルート、サイバーエージェント、アマゾンジャパンで勤務。2015年にフリーランスとなり、UNCOVER TRUTHのCAO(Chief Analytics Officer)に就任。フリーランスでは、コンサルティング、勉強会、執筆などで活躍している。主な著書は『...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2014/04/17 08:00 https://markezine.jp/article/detail/19710

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