Rの起動と準備
それでは早速起動してみましょう! プログラムファイルからインストールしたばかりのRを選択すると下記の画面が表示されます。

なんということでしょう! この人を寄せ付けない無味簡素なインターフェース! スマホ全盛、UX至上主義に真っ向から勝負する無骨なまでのコンソール…。閉じるボタンを押したい衝動をグッとこらえて前進です。
サンプルデータ(こちらからダウンロード)をCドライブ直下のdataフォルダに格納したとします。まずは、同ファイルをRに読み込ませましょう。
「ファイル」メニューから「ディレクトリの変更」を選択します。

「フォルダーの参照」が表示されますので、「data」フォルダを選択します。

これで、準備万端です!
データの読み込み
まずはやってみよう! ということで、これまでの準備ができたら下記プログラムをコピーしてコンソール内の > の隣に張り付けてEnterキーを押しましょう。
sample<-read.table("sample.txt",header=T)

このプログラムは(ディレクトリの変更で指定したフォルダ)dataフォルダのsample.txtをR内に読み込んでsampleと名前を付けましょう、という意味です。なお、header=Tとなっているのは、変数名【※1】を読み込むという意味です。(T=True)
変数名とは分析対象のデータの名前のことです。ここでは、"DATE"、"純広告"、"リスティング"、"CV_純広告"、"CV_リスティング"を指します。
sample
とコンソール内でタイプしてみましょう。

すると、上記のように読み込まれたデータを確認することができます。ご用意したサンプルデータは純広告のインプレッション、リスティングのクリック、それぞれのコンバージョン数、日付の合計5系列です。
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