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実践!WebマーケターのためのR入門

とっつきにくいけど実はエクセル以上に賢いヤツ フリー統計解析ソフトウェア「R」を触ってみよう【R入門講座】


Rの起動と準備

 それでは早速起動してみましょう! プログラムファイルからインストールしたばかりのRを選択すると下記の画面が表示されます。

 なんということでしょう! この人を寄せ付けない無味簡素なインターフェース! スマホ全盛、UX至上主義に真っ向から勝負する無骨なまでのコンソール…。閉じるボタンを押したい衝動をグッとこらえて前進です。

 サンプルデータ(こちらからダウンロード)をCドライブ直下のdataフォルダに格納したとします。まずは、同ファイルをRに読み込ませましょう。

 「ファイル」メニューから「ディレクトリの変更」を選択します。

 「フォルダーの参照」が表示されますので、「data」フォルダを選択します。

 これで、準備万端です!

データの読み込み

 まずはやってみよう! ということで、これまでの準備ができたら下記プログラムをコピーしてコンソール内の > の隣に張り付けてEnterキーを押しましょう。

 sample<-read.table("sample.txt",header=T)

 このプログラムは(ディレクトリの変更で指定したフォルダ)dataフォルダのsample.txtをR内に読み込んでsampleと名前を付けましょう、という意味です。なお、header=Tとなっているのは、変数名【※1】を読み込むという意味です。(T=True)

※1

変数名とは分析対象のデータの名前のことです。ここでは、"DATE"、"純広告"、"リスティング"、"CV_純広告"、"CV_リスティング"を指します。

 sample

 とコンソール内でタイプしてみましょう。

 すると、上記のように読み込まれたデータを確認することができます。ご用意したサンプルデータは純広告のインプレッション、リスティングのクリック、それぞれのコンバージョン数、日付の合計5系列です。

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視覚化コトハジメ1~初めの一歩は散布図から~

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この記事の著者

豊澤 栄治(トヨサワ エイジ)

株式会社ファンコミュニケーションズ サービス開発部 情報科学技術研究所 所長

横浜国立大学経営学部、一橋大学大学院国際企業戦略研究科卒

SPSS Japan、みずほ第一フィナンシャルテクノロジー(株)、外資系運用会社(Amundi Japan)での経験を活かし、金融の分析ノウハウをマーケティ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2015/04/21 11:59 https://markezine.jp/article/detail/19808

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