視覚化コトハジメ1~初めの一歩は散布図から~
Rでは様々なグラフを描写することが可能です。代表的なコマンドにplotがあります。
plot(sample)
と打ち込んでみましょう!
すると下記のようなグラフ(散布図)が表示されます。散布図は2つの変数【※2】の関係を分析する際にとても便利なグラフです。解釈については次回以降で取り上げます。
変数とは分析対象のデータ系列1つ1つを指します。

plot(sample[,2:5])
と打ち込んでみましょう。

すると、左上のDATE変数が消えています。つまり、sample(,[2:5])は、sampleの全ての行を選択、2番目の列から5番目の列を選択するという意味です。
視覚化コトハジメ2~折れ線グラフを描いてみよう!~
次に
ts.sample<-ts(sample)
plot(ts.sample[,2:5])
と打ち込んでみましょう。すると下記の折れ線グラフが描けます。

ts(sample)
は、()内のデータを”時系列”データとして認識させる関数です。時系列データとは日付など特定の時間毎に計測されたデータを指します(例えば、日付と一日の平均温度など)。
ここでは、あまり深いことを考えずおまじないと思って前に進みましょう!
次のts.sample[,2:5]はもうおわかりですよね? ts.sampleの2列目から5列目を選択するという意味です。ただ、横軸に日付表示したくないでしょうか? したいですよね。ちょっとした工夫でできます!
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