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実践!WebマーケターのためのR入門

とっつきにくいけど実はエクセル以上に賢いヤツ フリー統計解析ソフトウェア「R」を触ってみよう【R入門講座】


視覚化コトハジメ1~初めの一歩は散布図から~

 Rでは様々なグラフを描写することが可能です。代表的なコマンドにplotがあります。

 plot(sample)

 と打ち込んでみましょう!

 すると下記のようなグラフ(散布図)が表示されます。散布図は2つの変数【※2】の関係を分析する際にとても便利なグラフです。解釈については次回以降で取り上げます。

※2

変数とは分析対象のデータ系列1つ1つを指します。

 plot(sample[,2:5])

 と打ち込んでみましょう。

 すると、左上のDATE変数が消えています。つまり、sample(,[2:5])は、sampleの全ての行を選択、2番目の列から5番目の列を選択するという意味です。

視覚化コトハジメ2~折れ線グラフを描いてみよう!~

 次に

ts.sample<-ts(sample)
plot(ts.sample[,2:5])

 と打ち込んでみましょう。すると下記の折れ線グラフが描けます。

 ts(sample)

 は、()内のデータを”時系列”データとして認識させる関数です。時系列データとは日付など特定の時間毎に計測されたデータを指します(例えば、日付と一日の平均温度など)。

 ここでは、あまり深いことを考えずおまじないと思って前に進みましょう!

 次のts.sample[,2:5]はもうおわかりですよね? ts.sampleの2列目から5列目を選択するという意味です。ただ、横軸に日付表示したくないでしょうか? したいですよね。ちょっとした工夫でできます!

簡単! 2015年2月10日「3つ」覚えて分析から視覚化まで即実践!Rでできるデータ分析講座開催

Rをインストールしたが、無骨なUIに「今日はこのへんで……」と、そっと閉じてしまった方にオススメです!

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視覚化コトハジメ3~日付付の折れ線グラフを描いてみよう!~

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この記事の著者

豊澤 栄治(トヨサワ エイジ)

株式会社ファンコミュニケーションズ サービス開発部 情報科学技術研究所 所長

横浜国立大学経営学部、一橋大学大学院国際企業戦略研究科卒

SPSS Japan、みずほ第一フィナンシャルテクノロジー(株)、外資系運用会社(Amundi Japan)での経験を活かし、金融の分析ノウハウをマーケティ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2015/04/21 11:59 https://markezine.jp/article/detail/19808

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