オーストリア・リンツ市を拠点とする「Ars Electronica(アルスエレクトロニカ)」は、先端テクノロジーとアートシンキングが未来社会に与えるインパクトと可能性を探求する、未来志向のクリエイティブ機関。1979年に始まった「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」は、最先端のアート、テクノロジー、社会のあり方にフォーカスし、その名を知らしめてきた。
また、R&D部門「フューチャーラボ」は、欧州企業を中心に、イノベーションを支援する「触媒」(カタリスト)として、未来志向のコンサルティング事業を行ってきた豊富な実績を持つ。
今回の提携によって、博報堂は新サービス「Future Catalysts Hakuhodo×Ars Electronica」をスタート。主に日本とアジア圏において、クライアント企業に対する新規事業創造の開発支援や、社会課題への新たな解決策の創造を共同で行う。
また、アルスエレクトロニカの持つアート、先端テクノロジー領域の世界的なクリエイティブネットワークと連携しながら、産業と社会のイノベーション創出に貢献する新たなクリエイティブ人材の育成を目指した取り組みも行う。
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