スパイスボックスは、広告業界向けにWebマーケティングサービス群「spice+ (スパイスプラス)」を業界向けにリリースした。4つのサービスで構成されている「spice+」のうち、公式ブログでプッシュされているのが「Trend-spice!(トレンド・スパイス)」だ。
このサービスでは、スパイスボックスの親会社であるDAC(デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム)がもっているデータをもとにクローリングを行い、日本の主要インターネット広告媒体に表示されている広告を毎日チェック。それによって作成された約600サイト・約50,000URLを対象とした広告データを、「広告主別=A社はどこにどれくらい出稿しているか」、「業種別=化粧品業界はどこにどれくらい出稿しているか」、「サイト・掲載面別=某ポータルトップにはどんな広告主がどれくらい出稿しているか」といった、異なる切り口で集計して管理画面で提供する。
期間を指定して長期に渡るトレンドを参照したり、実際に掲載されたバナー・テキストの広告クリエイティブも見ることができる。また、全表示データがExcel形式でダウンロード可能となっており、レポート作成などに活用することも可能。
「トレンド・スパイス」の月額利用料金は、広告主が30万円、媒体社は50万円。そのほかに、6ヶ月以上の契約と初期費用5万円が必要となる。
プレスリリース:「広告業界・媒体社向けにインターネット広告出稿状況調査ASPサービス「Trend-spice!」の提供を開始」