ジャストシステムは、全国の20代~40代の男女600名に対して実施した、「購買行動における態度変容に関するアンケート」の結果を公開した。本調査は、当初の予定とは異なるブランド・商品を購入した際、何がきっかけとなって気持ちが変化したかを調べたもの。調査の結果、家電製品や服飾品など商品カテゴリによって、態度変容のきっかけは異なることがわかった。
洋服や装飾品については「店内のディスプレイを見て」が最も多く(32.2%)、2番目が「店員さんなどのアドバイス」(13.8%)だった。3番目は「最初に検討したブランドのサイトを見て」(12.1%)と、購入者などのレビュー情報よりも、オフィシャルサイトの影響力が強いことがわかった。
一方、スマートフォンの有料ゲームアプリの購入について、同様の質問をしたところ最多の回答は「実際にアプリを購入した人のレビュー」(27.4%)、次いで「最初に検討したアプリのサイト」(22.3%)という結果となった。
タブレットPC/パソコンの場合は、「店員さんなどのアドバイス」が最も多く(24.1%)、続いて「価格比較サイトなどを調べて」(11.8%)となった。
また、エステサロンと英会話スクール(オンライン英会話も含む)については、「ブランドを利用した人のレビュー」がともに最も多い結果となり、エステサロンは20.2%、英会話スクールは23.1%だった。また、英会話スクールについては、「最初に検討したブランドのサイトを見て」も23.1%で、エステサロンでも18.6%と「ブランドを利用した人のレビュー」に次いで多く、オフィシャルサイトも購買行動に影響を与えていることがわかった。
【調査概要】
調査期間:2014年5月14日~2014年5月16日
調査対象:Fastaskのモニタのうち、全国の20代~40代の男女600名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ「Fastask」によるアンケート調査
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