マーケティング担当者向けソーシャル分析まとめサイト「ミシェル!」編集部(運営:プラスアルファ・コンサルティング)は、ソーシャル分析ツール「見える化エンジン」を使って、Twitterの全量データを分析し、2014年4月のテレビCM(以下、CM)の評判をランキング化した。
人気CMトップ3は「ペプシ」「カップヌードル」「ロト」
2014年4月度の企業・ブランド・商品・サービスランキングでは、3月度に続き「ペプシ(ペプシネックス)」が1位となった。それに「カップヌードル」「ロト」「ファブリーズ」「BOSS」が続いた。
「スバル」CMのリアルタイム視聴とツイートの関係
8位にランクインしたスバルのCMは、日本テレビ系列にて放送中の「金曜ロードSHOW!」の時間帯にのみ地上波で放送されるCMが話題となった。2分間のショートフィルムのような長編CMで、親子や兄弟、または家族全員が主役のストーリーに好意的なツイートが寄せられた。
投稿日時に注目すると、4/4、4/11、4/18、4/25と毎週金曜日に突出して投稿件数が伸びており、投稿しているユーザはCMをリアルタイムに視聴し、リアルタイムに感想を投稿していることがわかった。
「ロト」メイン購買層ではない女性20・30代で話題に
柳葉敏郎と妻夫木聡の出演するロト7のCMは去年から続いているストーリー仕立てのCM。今回の調査でも3位にランクインし、Twitter上では「面白い」「続きが気になる」といった声が見られた。
性別・年代別の内訳を見ると、男性よりも女性からの反響が大きく、特に女性20・30代からの反響が大きかった。宝くじ購入者は男性が過半数を占める中で、今回のロトのCMは、20・30代の女性という、これまでの宝くじのメイン購買層ではない層においても反響を生みリーチしていることが読み取れた。
【分析概要】
分析対象:「見える化エンジン」により収集したTwitter(100%)データ
取得ワード:「CM おもしろい」「CM 面白い」「CM 気になる」「CM ウケる 」「CM 感動」「CM 泣ける」「CM 好き」「CM ハマる」
分析期間:2014年4月1~30日
データ件数:255,222件(分析結果ではbot等を削除処理済)
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