米SessionMは、モバイルユーザー向けに「mPOINT」というポイントを提供するロイヤルティプラットフォームを展開。ログインユーザーをベースに、6000万の米国消費者にリーチするモバイルアドネットワークを運営しており、会員情報のほか、リワードと引き換えにユーザーが回答するオプトインでの定期的な調査によって、価値の高いオーディエンスプロフィールデータを得ている。
一方、提携した米Datalogixは、米国内の1億以上の世帯、100億以上の購入取引、1兆ドル以上の個人消費支出データを、デジタルマーケターに提供している企業。
今回の提携によって、SessionMのターゲティングツール「Audiende Segment Targeting」でDatalogixのオフラインの消費支出データを活用。ユーザー自ら回答した好みとオフラインショッピングについての関心情報を組み合わせることで、SessionMはそのモバイル広告キャンペーンの関連性とパフォーマンスを最大化。ブランド企業は、より関連性の高い、パーソナライズされた広告体験を、SessionMのアプリネットワークで展開できるようになる。
【関連記事】
・Amazon広告売上は2013年に8億3505万ドル、購買データとターゲティングが成長支える
・マクロミル・博報堂DY・東急エージェンシー、消費者購買データ事業で新会社を設立
・ホットリンク、米国Gnip社とTwitter、Foursquareらのソーシャルデータ日本独占販売
・CAリワード、端末IDやCookieに依存しない新たなリワード計測技術を独自開発
・アプリ分析のApp AnnieがDistimoを買収、さらに1700万ドル規模の資金調達