凸版印刷が運営する電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、主婦の食料品購入におけるスマートフォン利用事情について意識調査を実施した。
昨年、25~49歳の既婚女性を対象に、主婦のスマートフォンの利用実態に関する調査を行ったところ、主婦の約2人に1人がスマートフォンを所有し、フィーチャーフォンとの保有比率がほぼ同じであった。2014年はその比率がついに6割を超え、3人のうち2人がスマートフォンを利用していることが明らかになった。
スマートフォンの普及が進む背景には、約半分の主婦が家庭で新聞の定期購読をしていないとの回答があり、ニュースをスマートフォンで見るなど、イマドキ主婦の情報収集手段に変化が起きていることがうかがえる。
また、お買い物の際に主婦が最も影響を受けるのは「店頭での陳列品を見て」という結果に。第2位に「新聞折込チラシ」、第3位に「友人・知人の話」、僅差で「家族の話」と身近な人の情報の影響が高く、お買い得情報が入手できる「チラシ」が主婦のお買い物において影響を与えていることが調査から判明した。今後、主婦のスマートフォンユーザーの拡大が進めば、「電子チラシ」や「友人・知人のSNS」などスマートフォンを利用した情報収集手段が伸びていくことが予想される。
【調査概要】
調査エリア:全国
調査対象者:週に1回以上、スーパーで買い物をする25~49歳の既婚女性
回収サンプル数:1,752
調査期間:2014年5月28~29日
調査方法:インターネットリサーチ
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