楽天リサーチは、読書に関するインターネット調査を実施した。
スキマ時間:予定と予定の間に生じた暇な時間、ちょっとした物事に取り組めるわずかな余裕。また広義では通勤・通学や就寝までの1~2時間を指す。
スキマ時間に読む書籍ジャンルは「小説」がトップ
本調査では、「就寝前」、病院などの「サービスの待ち時間」、「待ち合わせ」、「通勤・通学」におけるスキマ時間の読書について調べた。それぞれの状況で主にどのようなジャンルの書籍を読んでいるか聞いたところ、全ての状況において「小説」がトップになった。
状況別にみると、「サービスの待ち時間」には、65%の人が何かしらを読んでしていることがわかった。他の状況と比較して「雑誌(ファッション誌)」を読む人が多く、「通勤・通学」と比べると13.4ポイントも高かった。一方、「通勤・通学」では、小説に次いで「新聞」、「マンガ(コミック)」が上位に入った。就寝前は、「マンガ(コミック)」を読む人が多かった。
女性よりも男性のうほうが新聞好き?
「通勤・通学」時に主に読んでいるジャンルについて男性、女性にそれぞれに聞いたところ、男性の11.6%が新聞を読んでいると回答したのに対し、女性は2.6%と、男女の間で大きな差がみられた。一方、女性の19.6%が「小説」を読むと回答し、男性の13.8%と比べて5.8ポイント高かった。
20代の6割以上はスマホで電子書籍を利用
スキマ時間になんらかのジャンルの電子書籍を読むことがあると回答した人に、いつもどのような端末を使用しているかを聞いたところ、全体としては「スマートフォン(50.3%)」、「パソコン(35.4%)」が高かった。
年代別にみると、20代では「スマートフォン(63.9%)」の利用が高く、また60代では「パソコン(56.0%)」の利用が高い結果に。年齢によってスマートフォンとパソコンの利用に差があることが見受けられた。20代においては、「電子書籍端末(19.4%)」が他の年代に比べ高い結果となった。
【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:20~69歳の男女
回収サンプル数:1,000サンプル
調査期間:2014年8月4~5日
調査機関:楽天リサ-チ
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