JTBは、地域の魅力を発信する広告宣伝業務だけでなく、宿泊者の増加による地域経済活性化につなげる具体的かつ効果的なプロモーションの戦略を提案し、プロセス管理をしていく「エリア・プロモーション・マネジメント」を、全国の自治体に提案していくことを発表した。

　同社は、エリア・プロモーション・マネジメント推進事務局を新たに設置して、グループ内の各種HP、旅行パンフレット、店頭等の経営資源の活用により、新たな地域の魅力の発見・発信による認知度向上や宿泊プラン、旅行商品販売による観光客誘致を行い、持続可能な集客につなげるためのターゲット設定から戦略的な情報発信、効果検証（分析）までのマーケティング活動をサポートする。

　全国で地域活性化策として観光振興の取組みに関心が高まり、効果的な情報発信が観光にとって大きな課題となっている。また、日本の観光消費額の大半を日本人による宿泊旅行が占めている。その需要喚起を図ることは、観光立国の基盤をつくることにつながり、結果として地域活性化策としても重要となる。そこで、同社は「地域交流ビジネス」を新たなビジネス領域として定め推進するに至った。

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