インターネットサービスの企画・開発・運営を行うスタンディングオベーションは、新しい着回しを発見できる女性向けファッション・コミュニティ・アプリ「XZ(クローゼット)」をリリースした。同アプリは、手持ちのファッションアイテムをアプリに登録することで、いつでも手持ちアイテムを確認したりできる。また、アップしたアイテムはユーザー同士で共有されるため、他ユーザーから着回しの提案を受けることも可能。
首都圏のF1層(18~34歳)女性300人を対象にした調査によると、クローゼットで休眠しているファッションアイテム資産は1人あたり34.5万円、総資産合計は1.1兆円超という結果が出ている。これは、日本女性のクローゼットの約70%‐80%のアイテムは稼働していないことになる。その背景には「着回し」力不足がある。「いつも同じ服ばかり着ているとは思われたくない」から「洋服はたくさん持っているはずなのに、今日も着ていく服がない」という悩みを持つ女性は約70%にものぼるという。このような背景から、同アプリは提供されるに至った。
同社は今後、同アプリの英語版も提供し外需拡大を狙う。また、所有しているアイテムの貸し借りや売買の仲介も視野に入れ、ファッション版シェアリング・エコノミーをを目指す。
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