Ooyala(ウーヤラ)は、世界中のオンライン動画配信状況や視聴傾向がわかる指標調査レポート「Global Video Index」の最新版(2014年第2四半期/2014年4月~6月)を公開した。今回のレポートで、視聴環境はマルチスクリーン化がますます進行していることが明らかになった。さらに、モバイル端末での動画視聴が急速に成長していること、また、プレミアム動画、ライブ動画、長編動画の視聴が急増していることが判明した。
同社は、調査結果から、コンテンツ提供者がコンテンツ戦略を立案し、収益を最大化するためには、新たなビッグデータ解析と視聴者調査を活用して、オンラインでの視聴者の視聴動向を十分理解する必要があるとしている。
また、同レポートではマルチスクリーンでの視聴動向において天候がどのような影響を与えうるかについての記事も掲載。これは、ボストンで寒い雨続きの週と暖かい晴れた週の2週間を比較して、同一の動画提供者に関して動画視聴がどのように違うかを調べたもの。
その結果、雨の日には動画に費やす総視聴時間が急増。雨が降ると、デスクトップのパソコンでの動画視聴時間は晴れの日に比べて40%増加し、タブレット端末での視聴時間も約5%増加した。また、暖かい週は寒い週の6倍近くもの動画視聴数(動画再生回数)を記録した。これは、天気の良い日には外出中に、モバイル端末から手軽な短編コンテンツを視聴しているため。
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