話題のYouTuberが生み出す、ウケる動画コンテンツの秘訣を探る本連載。前回は人気YouTuberの一人、SEIKIN氏におもしろ動画コンテンツの作り方について迫りました。今回は企業のマーケティングへのYouTuber活用事例について、レオパレス21やミュージックアーティストの成功事例をもとに解説していきます。
企業のYouTuber活用のきっかけ
昨今、特にここ1年間で、企業がマーケティング施策として、YouTuberに動画作成の依頼をする動きが活発化しています。そのきっかけとしては、YouTuberが企業の商品やサービスを勝手に紹介した動画をつくって、それが企業のマーケティング担当者の目にとまり、そこから連絡がきて企業とYouTuberの仕事が始まることが多々あります。では、いくつか事例をあげて解説していきましょう。
事例その1:レオパレス21xはじめしゃちょー
まずは、人気急上昇中のYouTuber、はじめしゃちょーとレオパレス21の事例です。はじめしゃちょーは現役の大学生で、今年の初めまではイギリスに留学していました。留学から帰国して、彼が入居したのがレオパレス21の部屋でした。その時の動画がこちらです。
これは彼が自由に部屋の紹介をするという実に単純な動画です。はっきり言って、こんな物件紹介の動画コンテンツを作っても誰の得にもならないのですが、「いい部屋なので紹介します」ということでつくったそうです。2014年3月に公開し、すでに再生回数は20万回を超えています。そして実際に彼がレオパレス21の部屋に住み続けていることがきっかけで、同社から正式なマーケティングコンテンツとしての動画の制作依頼が来たそうです。それで作られたのが、この動画です。
YouTuberプロダクションのuuumでは、企業の仕事を受けるか否かは、YouTuberが決めています。この企画に関しては、はじめしゃちょーもぜひやりたいということで生まれた良い事例です。2014年7月に公開し、再生回数は50万回超に。
YouTuberが自主的に作る動画も、企業から依頼を受けて作成する動画も、どちらもクリエイティビティにあふれた大事なコンテンツです。なので、仕事として動画制作依頼を受ける際は、その案件がYouTuberに対してどういった影響につながるのか?ということを考慮します。たとえ1本の動画でも、YouTuberと視聴者にとってどんな意味をもたらすのかを吟味し、日々動画を作っていく「クリエイターファースト」のスタンスを大事にしています。
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- この記事の著者
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鎌田 和樹(カマダ カズキ)
19歳で上場企業へ入社。出店担当として社長より直々に携帯電話ショップ出店を任命され、テレコムサービス株式会社にてソフトバンクショップを単月100店舗出店。ショップ運営、アライアンスなどさまざまな経験をつむ。2011年からはイー・モバイル一次店の代表取締役を務める。数々の功績を残した後、孫泰蔵氏との出会いから衝撃をうけベンチャーの道へ。その後、HIKAKINとの出会いをうけて30歳を手前に独立し、2013年にuuum株式会社を設立した。<...
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