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アクセス解析エキスパート直伝!デジタルフォレストのPVアップ講座

データは見るだけじゃ意味がない!アクセス解析を生かす6つの活用パターン(前編)


パターン1 Webサイトの継続的改善のためのアクセス解析

 Webサイトはいったん作ったらそれで終わり、そんな風に考えてはいないでしょうか?もちろんサイトリニューアルやサイト立ち上げは、関係者が最善を尽くしていることでしょう。しかしそんなサイトも、アクセス解析を用いて定量的に把握すると課題が見つかることが多いです。

 ここ1,2年で、サイトを改善することによるコンバージョン率アップがにわかに注目を集めています。サイト改善の具体的手法として、ランディングページの改善(LPO)と入力フォームの改善(EFO)があります。

 これらを適切に実施することにより、直帰率や入力フォーム離脱率を下げ、コンバージョン率を改善することができます(EFOに関してはこちらをご覧ください)。

 しかし、LPOとEFOだけがサイト改善ではありません。直帰率や入力フォーム離脱率がそこまで悪くない場合は、ランディングページや入力フォーム以外にユーザーを離脱させてしまうボトルネックが潜んでいます。

 サイトのボトルネックを見つけ出すためには、アクセス解析を利用することが有効です。そしてボトルネックを改善することによりコンバージョン率を高めることができます。

 私の知る限り、成功している企業の多くは、ボトルネック発見⇒改善⇒新たなボトルネックの発見⇒改善、という形で継続的にサイトを改善し続けています。WebサイトのPDCAサイクルによって、少しずつサイトを改善し続け、中期的に大きな効果を生み出しています。

 定量データに基づき少しずつサイトを改善するということは、ユーザーが「このサイトにはもう用がない」と思って離脱してしまう箇所を徐々に減らしていくことと同義です。継続的な改善により、よりユーザーにとって有用なサイトになっていくでしょう。

WebサイトのPDCAサイクル

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パターン2 サイト集客施策の改善のためのアクセス解析

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この記事の著者

清水 昌浩(シミズ マサヒロ)

株式会社Ginzamarkets カントリーマネージャー(日本)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/11/14 17:39 https://markezine.jp/article/detail/2112

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