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レスポンシブ導入でECサイト運用効率アップ! 移行するなら知っておきたい、コストと知識


 モバイル化、マルチスクリーン化時代を攻略する「レスポンシブECサイト」とは? 第7回は、担当者に聞いた、レスポンシブECサイトの実態です。

レスポンシブECサイト運営担当者に聞いた、運用効率アップ!

 前回は、レスポンシブ化を行ったことによるCVR(転換率)への影響について検証しました。今回は、レスポンシブECサイトの実担当者に聞いた運用効率について検証してみたいと思います。

 前回に続き、ご協力いただいたECサイトは以下です。

運用効率アップ事例1:新規ページ追加更新作業の軽減

 運用効率については、レスポンシブECサイトを運営している3社のヒアリングを統合すると、「新規ページ追加更新の作業手間(工数)が大幅に削減された」という結果が得られました。数値で見ると約60%程度となっています。

参考:リネアストリア、構築運用技術レスポンシブECサイトを導入「MMDラボ」

 中でも特に運用効率が高まったのは、「デバイスごとの画像作成やページ作成が必要ない」という点です。例えば、特集ページを構築する運用工程でその改善効果を検証してみると、これまでは7工程必要だったものが、レスポンシブECサイトへ移行してからはわずか2工程で済むようになりました。

運用効率アップ事例2:サイト細部まで管理可能に

 次に運用効率が高まったのは、「これまでは各デバイスのページ更新は素人では難しかったが、レスポンシブECサイトは1ソースのみの更新なので、素人でもマルチスクリーンコンテンツの更新が可能」(ブラデリスニューヨーク制作担当者)という言葉に代表されるように、マルチスクリーンECサイトの下層ページの細部にまで管理ができるようになったことです。

 「これまでは時間がなく、末端ページのコンテンツまで管理が行き届かなかった。また細部ページのリダイレクト対応もできていない状態だった」(リネアストリア担当者)という声にもあるように、デバイスごとの管理が必要なくなり、サイトの細部まで管理ができるようになったのです。

 その結果、低減していた運用工数分をこれまで実施できなかった作業に振り分けることが可能になりました。(続きはECzineで

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この記事の著者

株式会社ロックウェーブ 代表取締役 岩波 裕之(イワナミ ヒロユキ)

同志社大学工学部卒業後、トヨタ自動車、セブン-イレブン・ジャパンを経て株式会社ロックウェーブ創業。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2014/10/29 11:19 https://markezine.jp/article/detail/21160

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