ベクトルは、11月11日、動画制作の発注から納品までをオンラインで完結できるクラウドソーシングサービス「Video Times(ビデオタイムズ)」の提供を開始した。
昨今、ITインフラの整備やテクノロジーの進化等の背景を受け、オンライン動画を活用したコンテンツマーケティングが急速に浸透しつつある。特に、スマートフォンの急速な普及を背景に、ユーザーがスマートフォンで動画視聴する比重が増加しており、今後もスマートフォン向けの動画広告市場が大きく成長していくことが予想される。それに伴い、カジュアルなコスト感でスピーディに高品質な動画を制作できるスキームが求められていた。
「Video Times」は、オンラインで動画制作の発注から納品まで一気通貫でおこなえるクラウドソーシングサービス。クライアントが動画制作の与件をフォームに入力すると、登録している100人以上のディレクターズネットワークから要望に応じたクリエイターとのマッチングが行われる。その後、オンライン上での制作管理によってスピーディかつ効率的に動画制作を進めることができる。会社紹介・商品サービス紹介・営業ツールからweb動画広告など、目的用途に応じて様々なタイプの動画を、30万円から制作可能。
さらに同社は、先日発表した「Native News Wire」と併用することで、記者発表会の様子を数分のレポート動画にまとめ、その動画をPR記事として露出・拡散し、情報を届けたいターゲットに効率的に動画視聴を促すこともできる。また、子会社IR BANKが提供する、上場企業の社長が3分で語る動画サイト『IRTV(アイアールティービー)』とも連携し、活発的な個人投資家に届ける魅力的なIR動画制作もサポートしていく。
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