シンガポールのスタートアップPocketMathは、モバイル端末向けの広告のバイイングをプログラマティックに行うプラットフォーム、いわゆる「RTB(リアルタイムな広告入札)」を可能にするプラットフォームを提供している。
PocketMathは24日、Rakuten Venturesから1000万ドルの資金提供を受けたと発表した。これはシンガポールのスタートアップに対する第一ラウンドの資金提供としても、また、Rakuten Venturesにとっても最大の資金提供となる。今回のシリーズAの投資によって、PocketMathは人材獲得、製品開発を進め、楽天とのより深い戦略的パートナーシップを確立へ動き出す。
Rakuten Venturesは2013年に設立されたベンチャーキャピタル。2014年6月には、イスラエル、アジア太平洋地域、米国のスタートアップや企業をターゲットとする1億ドル規模のファンドを開始した。
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