Marketo(マルケト)は、2月17日、Facebook Marketing Partnersの一員に選ばれたことを発表した。これに伴い、同社のエンゲージメントマーケティングプラットフォームとFacebookのカスタムオーディエンス機能を連携させた新たなソリューションを公表した。
これにより、例えば旅行者が旅行サイトを訪問し、ホテルの予約プランを閲覧していたが予約までは至らなかった場合、スマートフォンからFacebookにアクセスした際にホテル予約の完了を促す広告を出すことが可能に。また、マーケターはマルケトの「リアルタイムパーソナライゼーション」のデータを組み合わせ、パーソナライズされたリターゲティングキャンペーンを行うこともできる。つまり、特定の組織や業界、または対象を絞った見込み客に対して、関連性の高いFacebook広告を出すことが可能になる。具体的には、PCからFacebookにアクセスしている医師に向けて、製薬会社や他ヘルスケア業界の広告主からのクーポンや参考になるコンテンツといったユーザーが望む形式で広告を出すことを実現する。
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