3月13~17日に米国・テキサス州オースティンで開催される、世界的なアートイベント・カンファレンス「サウス・バイ・サウスウエスト(以下、SXSW)・インタラクティブ・フェスティバル」の第7回SXSWアクセラレーター・コンペティションのエンターテインメント・コンテントテクノロジー部門ファイナリストに、博報堂グループのクリエイティブエージェンシーであるSIXが日本企業として初めて選出された。
事前審査によってファイナリストの8社にえらばれたSIXが開発したのは、音楽と同期して歌詞が表示される次世代型スピーカー「Lyric Speaker(リリック・スピーカー)」。モバイル端末から好きな音楽を選曲して再生すると、スピーカー・一体型透過スクリーンに、歌詞が自動生成された美しいモーショングラフィックで表示される。
音楽のデジタル配信の浸透によって、いつでも気軽に音楽を楽しむことができるようになった一方、これまでのレコードやCDにあったような歌詞カードの需要が減り、“歌詞をじっくり楽しむ”機会が減少している。Lyric Speakerは、歌詞を読みながら音楽を聴く楽しさを体験させてくれるプラットフォームだ。歌詞が美しく表示される様子はLyric Speakerのウェブサイトで動画で見ることができる。
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