資生堂は、アジアパシフィック地域におけるマーケティングを強化すべく、2015年6月、シンガポールに地域本社の中核となる「資生堂アジアパシフィック」を設立した。アジアパシフィック地域の統括機能や、展開ブランドのマーケティング機能を日本本社より移管、地域に権限を大幅に移譲することで、意思決定や改革のスピードを加速。これにより、アジアの顧客に愛されるブランドの育成とビジネス拡大を目指す。
今回の設立により同社には、日本、中国、アジア、米州、欧州、トラベルリテールの6つの地域におけるマネジメント体制が整った。これにより資生堂グループは2016年よりグローバルマーケティングカンパニーとして地域本社体制を本格稼動すべく準備を加速していく。
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