イケア・ジャパンは、2016年度(2015年9月1日からの新年度)の事業戦略発表会において、事業形態を「マルチチャンネル・リテーラー(=多様な流通チャンネルを持つ事業)」に拡大し、成長戦略を展開していく方針を発表した。これまで同社は国内8つの大型店舗を中心としたビジネスを展開してきたが、今後は新しい流通チャンネルが加わる。
事業戦略の柱となる「新フォーマット店舗」は従来のストアの10分の1のサイズで、あらかじめオーダーした商品を店舗で受け取ることができるもの。将来的にはオンラインでのオーダーも可能になる見込み。1号店は10月に熊本市にオープン予定で、同店舗は、福岡にあるIKEA福岡新宮のサテライトの位置づけとなる。
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