SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

前回に比べ0.6%下方修正/予想を上回り加速するデジタルシフト【世界の広告費成長率予測9月改定版】

 電通の海外子会社でメディア・コミュニケーション・エージェンシーであるCarat(カラ)は、全世界59地域から収集したデータを基に、2015年と2016年における世界の広告費成長率の予測を行った結果を公表した。

世界の広告市場は前回予測に比べ下方修正

 2015年の世界の広告市場は、2015年3月の前回予測の4.6%増から4.0%増に下方修正。主な要因は、最近の中国とロシアにおける経済の減速によるものと同社はしている。その結果、2015年の予測される広告費は5,290億ドル(前回予測は5,400億ドル)となった。また2016年には4.7%の成長が見込まれ、さらに約250億ドル増加するとしている。

日本の広告市場は、2015年前年比1.4%増の予測

 日本の広告市場に関しては、前回予測で2015年に予定されていた消費税増税が2017年に延期になったことに伴い、駆け込み需要のない広告市場は弱含みになると予想していた。しかし円安効果などにより、2015年上半期の日本企業の業績が予想を超えて好調だったことから、広告市場は引き続き緩やかではあるものの、前回予測を上回るレベルで推移すると同社は期待する。

予想を上回る勢いで加速するデジタルシフト

 デジタルシフトに関しては著しい成長がみられ、世界の広告市場に占めるデジタル広告費の構成比率は、2015年に24.3%(前回予測は23.9%)、2016年に26.5%(同25.9%)と共に前回予測を上回る数字となった。同社では、オンラインビデオやモバイルに対する支出の増加が要因としている。

【関連記事】
ニールセン、デジタル広告ブランディング効果計測・最適化サービスに指標追加
ヒトクセ、博報堂などとデジタルアドサービス「FIT AD」を共同開発~環境データもとに配信可能
電通とネットコンシェルジェ、Eコマース・ブランディング領域で連携
電通、テレビ×デジタル広告出稿最適化ツールを開発、クロスメディア出稿ニーズに対応
1人あたり平均1.6台のモバイル端末を所有/タブレット端末市場の拡大【スマートデバイス市場調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2015/09/25 13:00 https://markezine.jp/article/detail/23134

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング